夫・妻の浮気が分かった時、怒りの矛先は浮気相手に向けられる事も多いです。
「家庭を壊したから絶対許せない」「誤ってほしい」と浮気相手に謝罪を要求したい時もあると思います。
「浮気相手に謝罪してもらうにはどうしたらいいか」「謝罪を要求する事は出来るのか」をご紹介したいと思います。
浮気相手が謝罪しない理由は…
浮気相手に謝罪を要求しても謝らない場合は、次のような理由があります。
裁判の時に浮気の証拠として使われるのが嫌だから
浮気相手が謝らないのは、浮気した事を認める事で裁判や慰謝料の請求時に不利な状況になってしまうからです。
自分が不利な状況になるのが嫌だという方が結構います。
既婚者だと知らなかった
「自分はその気じゃなかったのに、強引に誘われて関係が始まってしまった。」という夫(妻)が結婚している事を隠していたパターンもあります。
謝罪を要求しても謝る事はなく「自分は被害者だ」と訴えてくる人もいます。
浮気相手が悪くても謝罪の強要はできない
被害者側が浮気相手に強く謝罪を要求する事があります。
辛い思いをさせた浮気相手に謝罪してもらいたいと思いますが、残念ながら浮気相手に謝罪を強要する事は出来ません。
「土下座して謝れ」などと、謝罪を要求したら強要罪になる可能性があります。
また謝罪するまで家に帰さないや、何度も謝罪を強要して浮気相手に恐怖心を与えるような行為は脅迫罪となってしまう可能性もあります。
浮気相手に謝罪を求める事は難しい事です。
裁判になっても謝罪を強要する事は出来ません。
少しでも自分がマイナスにならないようにする事が大切です。
謝罪してもらうには決定的な証拠を
浮気相手を確実にねじ伏せるには「決定的な証拠」を手に入れる必要があります。
誰が見ても納得する証拠を突き付けられたら、相手はぐうの音も出ないと思います。
逆切れしてくる人もいますが、裏を返すと「浮気や不倫」を暗に認めていると解釈出来ます。
※証拠がない時はこちらのページを参考に→浮気の証拠がない時は
謝罪を受ける時は第3者の立ち会いを
あなたが元々無口だったり、気が弱いタイプの場合もあると思います。
浮気相手が強気のタイプだと勢いにのまれてしまう事もあるので、不安な方は思い切って第3者の立会いも考えた方が良いです。
信頼できる友人や知人に立ち会いの依頼をオススメします。
謝罪を受ける時は誓約書を
浮気や不倫における誓約書とは、下記の誓約を記載した書類を意味します。
- 申請などで離婚協議する事に異議を唱えない
- 話し合いなどで決めた慰謝料を支払う
この誓約書を作成したら浮気相手が詰んだ状況に追い込む事が出来ます。
しかも誓約書の記載内容を後付で変更したり、覆す事も不可能になります。
まとめ
信頼していたパートナーから浮気されてしまった時の心の傷は簡単に癒せる物ではないと思います。
ですがこの状態のまま今後も生きていくのはとても辛い日々を過ごす事になりますので、自分の気持ちにけじめをつけて、浮気相手に謝罪してもらうよりも、慰謝料の請求をして一区切りつけた方が良いと思います。